画像診断の未来を担う逸材に

Department of
Diagnostic
Radiology

埼玉医科大学国際医療センター
画像診断科とは

画像診断科は、CT・MRI・超音波・X線・核医学など多様な画像検査を駆使し、病変の早期発見・正確な診断を行い、IVR(画像下治療)にも対応する診療科です。医師が画像を読み取り、臨床各科と連携して診療をサポートします。

お知らせ

News
  • CIRSE2025参加レポート:宇佐見先生・高橋先生が最新IVR事情をキャッチ!

     

    ヨーロッパ最大規模のIVR学会 CIRSE2025 に、当科から 宇佐見先生、高橋先生が参加されました!

     

    宇佐見先生のコメント

    「胆膵術後出血に対するステントグラフト留置術における最適な血管径」 についてポスター発表を行いました。
    CIRSE
    は欧州IVRの最新トピックスを一望できるだけでなく、世界の動向を俯瞰しながら自分の診療・研究をアップデートできる貴重な場です。症例発表を通じ、日本のIVR技術の高さを改めて実感しました。
    また、国内導入が期待される最新デバイスの情報をいち早く収集できた点も大きな収穫でした。

    学会全体の印象

    Neuro interventionからCardiovascularOncologyまで幅広い領域をカバーし、教育性の高いセッションが充実していました。近年はCardio領域からOncology領域へとトピックの重心がシフトしている印象です。
    見逃した講演をオンデマンドで視聴できるため、英語学習や復習にも活用できるありがたいシステムでした。

    ◎未来を感じた「自動穿刺ロボット: Epione® Robot

    中でも興味がそそられたのが 自動穿刺ロボットです
    CT
    撮影後、ターゲットを指定するだけで最適な穿刺ルートを自動計算し、ロボットアームが自動でポジショニングをし、術者は固定部から針を挿入することで正確に病変へアクセスできます。

    • 本体は ポータブルX線装置ほどのコンパクトサイズ
    • アームの動きは 驚くほど滑らかで高精度
    • すでに 欧州の約5施設程で稼働中
    • ただし 全身麻酔が必須、そして 価格は約1億円 この点は、日本導入のハードルの高さも実感しました。
  • ホームページをリニュアールしました。

    今後も最新情報をアップデートしていきますので、ぜひご覧ください。

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教授あいさつ

Message

レベルの高い臨床研究と
高い即応性を備えた
臨床放射線診断医の育成を目指して

科長 教授 馬場 康貴

Yasutaka Baba

私たちの画像診断科は、高精度な画像診断を通じて各診療科と連携し、患者さんの治療に貢献するとともに、先進的な臨床研究と次世代の放射線診断専門医の育成に取り組んでいます。
現代の放射線診断学は「live pathology(生体内病理学)」とも呼ばれ、形態診断だけでなく機能診断においても革新的な情報をもたらす分野として進化しています。当科では最先端技術を積極的に取り入れ、診断精度の向上に挑戦しています。
特に人工知能(AI)を活用した画像診断は臨床実装が進む重要分野であり、AIと人間の専門性を融合させた次世代診断システムの開発に取り組んでいます。若手医師には最先端技術に触れる環境を提供しています。
当科の各専門エキスパートは国際的に評価される研究成果を継続的に生み出しており、グローバルな視点で医学に貢献できる環境が整っています。
教育面では、基礎的な診断能力からIVR技術の実践まで総合的な臨床能力を養うカリキュラムを提供。各専門領域のエキスパートによるパーソナライズされた指導を通じて、個人の強みを活かした専門性の高い画像診断医へと成長を支援します。
埼玉医科大学放射線科および総合医療センター放射線科と連携した3科共通研修プログラムを展開し、幅広い症例を学ぶことができます。研修内容は個々の希望や目標に合わせてカスタマイズ可能です。
当科は様々な大学出身者で構成され、学閥や性別による差別のない透明性の高い組織を構築。個人の努力と成果を公正に評価し、一人ひとりが活躍できる環境を大切にしています。
画像診断に興味を持つ若手医師、研修医、医学生の皆さんには、当科の見学をお勧めします。デジタル時代の医療を共に創る仲間として、あなたの参加をお待ちしています。

学生・研修医の方へ

Recruit

未来を描く画像診断の
最前線へようこそ

医学の世界で最も急速に進化する分野、それが私たち画像診断科の舞台です。研修医・医学生の皆さん、あなたの医師としての未来に革新的な可能性を開く扉がここにあります。

詳しくはこちら

先輩の声

Voice

鈴木 淳(2020年入局)

画像診断科は医学的思考に集中でき、専門性を深めつつ全身を俯瞰して診断できる魅力ある科です。

Jun Suzuki

浅見 志歩(2023年入局)

幅広い症例を経験でき、相談しやすい雰囲気で診断力を高められる働きやすい職場です。

Siho Asami

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